― 「作りたいシステムはあるが、初期に大きな開発費は出せない」。そんな事業のために、初期費用を抑えて始める2つの費用モデルの仕組みと、権利がいつ自社に移るのかを整理する。
§ 01 / 初期費用の壁
新しいシステムやサービスを作りたいのに、踏み出せない理由の多くは一つだ:
「当たるか分からないものに、初期で数百万円は出せない」
これは慎重さではなく、正しい経営判断だ。だからこそ、当社は初期の負担を抑えて始められる 2 つの型を用意している。標準の月額固定サブスクに加えて、事業のフェーズと確度に合わせて選べる。
§ 02 / レベニューシェア型サブスク
初期費用を抑えて始めたい、あるいは事業を一緒に伸ばしたい場合に向くモデル。月額に、成果(売上)に連動する分を組み合わせる。
考え方はこうだ:
- 初期の大きな一括負担を、成果連動で後ろにずらす
- 事業が伸びれば当社の取り分も増え、伸びなければ抑えられる
- リスクを分け合うので、当社も本気で成長にコミットする
いわば「作って納品して終わり」ではなく、同じ船に乗るモデルだ。将来性のある事業ほど相性が良い。
§ 03 / 権利はいつ、自社に移るのか
レベニューシェア型で必ず聞かれるのが、「作ったシステムの権利はどうなるのか」だ。ここは明確にしている:
| 支払いの段階 | システムに関する権利 |
|---|---|
| 費用の所定割合に達するまで | 当社に帰属 |
| 支払いが進むにつれて | 段階的に御社へ移る |
| 完済したとき | 完全に御社へ譲渡される |
つまり、リスクを分け合っている間は権利も当社が持ち、支払いが進むほど御社のものになっていく。最終的に費用を完済すれば、著作権を含めて完全に御社へ移る。この扱いは利用規約にも定めている。
§ 04 / 段階増額型 月額固定
もう一つの型は、段階増額型 月額固定。成果連動ではなく、あくまで固定額だが、その額が事業の成長に合わせて上がっていく。
- 立ち上げ期は、月額を低く抑える
- 事業が育つにつれて、あらかじめ決めた段階で増額していく
- 成果連動の変動が読みにくい事業でも、固定で予算が立てられる
「最初から満額は不安だが、伸びたら払える」というフェーズに向く。小さく始めて、身の丈に合わせて投資を広げられる。
§ 05 / どの型を選ぶか
3 つの型(標準の月額固定・レベニューシェア型・段階増額型)は、2 つの軸で選べる:
- 事業の確度は高いか ── 高いなら固定、読みにくいならレベニューシェア
- 初期負担をどこまで抑えたいか ── 最小にしたいならレベニューシェア
どれが正解ということはない。御社の事業フェーズとキャッシュフローに、費用の形を合わせる。それが選び方の本質だ。初回相談で、どの型が合うかを一緒に見極める。
§ 06 / Closing ─ リスクを、一人で抱えない
作りたいものがあるのに初期費用で止まるのは、もったいない。リスクを分け合う設計があれば、踏み出せる事業は増える。
- レベニューシェア型で、初期を抑えて一緒に伸ばす
- 段階増額型で、身の丈から始めて育てる
- 権利は、支払いの進行に応じて着実に御社へ移る
初回のオンライン相談は 3,000 円 / 時、初期費用は 0 円。まずは事業の構想を聞かせてほしい。
本記事は費用モデルの考え方を一般化して説明したものです。具体的な条件は個別のご相談・契約により定めます。
